性感染症の症状とくすり

正しく避妊具をつけることで性感染症は回避できる

性行為やそれに類する行為によって感染する病気を性感染症と言います。現在はエイズをはじめ、クラミジアや性器ヘルペスなど様々な性感染症が確認されています。深刻な症状がでる場合もあれば、感染しているにも関わらず全く症状が出ない場合もあり、知らないうちに感染したり、感染させたりといった危険があります。性感染症と聞くと非常に珍しい病気のように感じますが、実際はとても身近な病気で、ヘルペスを引き起こすヘルペスウイルスにいたっては日本人の80%が保持していると言われているほどです。日本では若年層を中心にクラミジアなどが広がっていることもあり、他の先進国と比べて性感染症が増加傾向にあります。
他国に比べて感染者が増加傾向にある原因の1つとして、性交を経験する若い人が増えていることが挙げられます。中高生の性交経験率は年々増加しており、2000年の高校3年生の性交経験率は男女共に40%ほどでした。しかし、性交の際に避妊具を使用しているのは20%ほどに留まり、感染症を回避しようとする意識が低いことが伺えます。また避妊具を使用している場合でも、感染症の回避としては効果のない使い方をしていることも多いようです。
性感染症は粘膜の接触から感染するため、性器の直接的な接触を防ぐことが大切です。そのためにコンドームが使用されるのですが、避妊具としての認識が強いため、膣に挿入するときや射精するときだけ装着していればいいと思っている人が多く、感染を回避できていないのが現状です。性感染症を回避するためには、最初からコンドームを装着して最後まで着けておくことが大切です。ピルなどほかの避妊方法では感染を回避できないので、きちんと最初から最後まで避妊具を着けるようにしましょう。